完璧主義な不完全人間

Yさんに触発されてブログを書いてみることにした。
今まで日記というものを書いたことがない僕が、果たして一体いつまで続くのか。

昔から物事を完璧にしないと気が済まない嫌いがある。
完璧に出来ないものに興味が持てない
完璧に出来ないぐらいなら捨ててしまえ
そして完璧に出来ない自分を嫌悪するんだ。
こんなことも出来ねーのかってね。
元々そんな大した能力もないくせに。

完璧主義
完璧にこなす能力もないくせに完璧主義
いわば完璧主義な不完全人間
非不完全人間になりたい脱非不完全人間が出来ない逆非不完全人間…うん、混乱してきたから止めよう
結局のところ自分の身の丈を知るところから成長が始まるよって話。

身の丈を知ったのはいつだったかな。
サッカー?小学校から監督に怒鳴られ蹴られ罵倒され、朝から晩までそれこそ吐くほど努力したけど、残ったものはなんだ?自分には才能がないという認識と体育でどや顔出来たぐらい。
それでも身長の高さと完璧にしたいが故の練習熱心さを評価してくれて県代表になったことがある。
ディフェンスではそこそこいけるんじゃないかなんて考えたりもした。
そんな自信と誇りと驕りをまとめてぶち抜いてくれたTくん。マンツーマンでハットトリックされたらもう笑うしかない。おかげでベンチを暖め続ける日々になったけども。
僕のダークヒーローだった彼が、名古屋グランパスのユースから上がれずに退団したと聞いた。
僕が路傍の石ころだと自覚させてくれた彼もまた、少し大きい路傍の石ころに過ぎないと知った時の衝撃たるや。
努力は裏切らないなんて世迷い言だ、センスがないものは努力などするな、自分の勝てるフィールドで努力しろ 誰かが言ってたっけ。
全く無駄だったとまでは思わないけどね、だってどや顔出来たし。

今の仕事でもそう
上司はそんなもんでいいよと言う
いやいやまだ未完成で不完全なものですよ?
言えるはずもなく、こんな未完成品をお客様に出すというフラストレーションだけがぐつぐつ煮えたぎってくる。
でも結局クレームなんてきたことがない。
世の中結構適当だよね。
大人ってもっときっちりかっちりしてるんだと思ってたよ。
もっと要領良く生きれたら楽なんだろうなきっと。

せめてこのブログぐらいは完璧にしなくても続けていけるよう脱逆非不完全人間になろう!
…これどっちだ?


ここまで読んでくれたかもしれないYさんに
需要があるなら今度会った時中学生の僕がファーストキスを大学生のお兄さんに奪われた話をしてあげるよ。元気になってくれるといいけど。
タイトルは「男だらけの白雪姫」。
乞うご期待。